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「丸山さんのしあわせ。」
感想文


あたりまえのことって、せかせかした日常ではつい忘れてしまうんですよね。それを思い出させてくれる、そんな本でした。もし、今居るこの部屋を飛び出してカバン一つで旅に出たら…・きっと特別なことをしなくても、アミューズメントパークに行かなくても、地図片手に乗るべきバスをみつけて目的地にたどり着いただけで、そんな日常がすごく楽しいんだろうな。この部屋に居たらTVなしでは生きられない、でも旅先では違う。不思議だけど、全く違う時間が流れてる感覚・・・私の中にも「丸山さんがいる」と思いました。これからも楽しみにしてます。がんばってください!

本を送付いただいて、どうもありがとう!昨日受け取りました。かわいいパッケージ。Go for it.

昨日「丸山さんのしあわせ。」たしかに受け取りました。お忙しいでしょうに、早速送って頂いて、本当にどうもありがとうございます。ウワサ通り、包装紙じゃない包装紙でカバーしてあって、それが「おかあさんとあたし」だったものだから、うれしくなりました。そして切手が、すきなブルーナの切手でこれも嬉しいことでした。私は手紙を出すときは、普通にいつも売っている切手ではなく、記念切手を貼るようにしているんです。その方がもらった人も楽しいかな〜と思って。逆に私が誰かから手紙なりハガキなりを貰った時にそうであったら嬉しいから。お2人もきっとそういう気持ちもあるでしょうと勝手に考え、気が合うねぇと勝手に思っている次第です。「丸山さんのしあわせ。」ですが、色づかいがとても好きです。シンプルでおだやかな色で。そして丸山さんの泣くシーンからの流れはよかったです。泣くっていう行為は、女の武器とかいうように、ネガティブなイメージで、なんだか卑怯な逃げ道みたいなイメージが世の中にはあるように思います。泣きたくてもこらえて頑張って気が付いたら麻痺してしまってて感情をころしていつの間にかストレスをためててということもままあると思います。(大げさかな??)だから私は「時には泣いたらいいんだよ」と思っています。但しそばに誰かがいたらメイワクをかけない程度に。そのために時々泣いてストレス解消しないと。飽和状態になる前に。そういうわけで映画など観てじゃんじゃん泣いてみたりするのですが、友人の一人は「映画ごときで泣くなんてなんかくやしい」といってあくまでも泣かない姿勢のようです。そんなに気を張っていて疲れるよと思うんですけれども。とはいえ、いろんな人がいるのでそれぞれが自身の方法で、ペースで、過ごしていければそれでいいと思います。お礼状を書こうと思ったら、こんな風な文章になってしまいました。きっと、この本を読んで漠然と思った事の一部がこういう文になったと思うので、このまま送信します。わかりづらいかとは思いますが。すみません。では、これからも陰ながら一読者として、楽しませてもらいます。ヨンデミテ堂、もっと読んでみたいと思います。

読んでいてそうそう!!って思いながらしみじみ。いつもいつも、もっとシンプルに本当に必要なものだけで暮らせたら良いのにって思いながらもどんどん、まわりにいろんな物が増えていっちゃうんですよね。

丸山さんのしあわせやっと見つけました!!さんざん職場の近くの本屋とか上野駅の本屋とか探したのに、なんと地元家の近くの本屋にあったんです。エッセイコーナーで ん?!もしや・・・って思ったら、青いほんがありました。それも残りの1冊でした。もううれしくて、すぐにレジへ向かいました!読み終わってからぼーっとしていたのですがなんか心が落ち着きました。装丁も素敵でした。

ページをめくって最初に驚いたのは、え?丸山さんって、ただの鳥じゃなかったの!?なんておいといて、素直な感想言いますね。一日が終わって、仕事に疲れて、人間関係にも疲れて、あれしなきゃ、こうあらねば、って考えることにも疲れてぐたってきてる・・・なにやってんだ?私。そんな私と丸山さんを重ねるようにして本を読んでは、自然体の自分を取り戻していける気がしますね。気持ちが軽くなるっていうか。眠る前の読書として、とてもいいですね。シンプルな絵と文だけど、その分頭の中でイメージは膨らみます。そして本が意外に厚いのに驚いた!途中で寝るか、読みきるかの丁度いい厚さでGOOD!頭の中がざわざわして落ちつかない、眠れない、そんな夜にはホント、いい子守唄になります。k.m.pさんありがとう。おつかれさまでした。

とても共感しました。丸山さんの悲しみは、この時代の(物質文明の)虚しさなんですよね?最近私も、大切なものってなんだろう、これって幸せなんだろうか?なんて、自分を、自分の生活をまじまじ見つめたりして、でも何が不満なのかわかんなくていらいらしてました。ものに囲まれて生活してるこの状況に。この物語には、はっきりと書いてあったわけじゃないけど、同じような「思い」でいたので、丸山さんの(k.m.pさんの)思いがとてもわかると思いました。深く深く染み入ってくるようです。この世に丸山さんと私だけしかいないような、不思議なきもちで読みました。

懐かしく、悲しく、…でも、読み終わった後は、ただとてもいいきもちでした。全然ちがうテイストなのに、やっぱりk.m.pさんの作品だ、と思わせる…それってなんなんでしょう?k.m.p.さんの懐の広さでしょうか?

装丁すごくいいですね!質感?というか、なんかほんと地味で豪華です!飾っておこうかな!?あ。もちろん、中もすてきですよ!

新刊「丸山さんのしあわせ。」読ませていただきました。手にとってみてすぐ装丁、お話、イラストetc・・・今までの作品とは違うことがすぐわかりました。k.m.p.さんの作品は、ホント毎回新しいことに挑戦されているのでそのたびこちらも「おぉーっ!」と気合が入ります(^^今回の感想ですが図書館の棚におさめられている古い本をなにげに手にとってみた新刊なのにそんな臭いを感じました。とてもイイ感じ。本屋さんでカバーかけられるともったいない。それでもって、丸山さん以外k.m.p.キャラが出てこないいつもと違うイラストの雰囲気、お話の展開にネバーエンディングストーリーじゃないけど本の世界にいつしか迷いこんで・・・実は自分のことになりますが、8年半続けてきた仕事を辞めることにしました。仕事辞めても自分が自分でなくなるわけじゃないのは理解っているのに辞めることも続けることも自分自身で決められるだけにいっぱいいっぱいいろんなことを思って、考えて、悩んで・・・そしてある日ふっきれてだした結論です。そんな時にこの本に出会いました。だから・・・格別キュッと私のムネに響いた一冊でした。自分の現状と今までにない気持ちで読み始めて、ちょっとさみしくてくるしくて最後まで読み終えられるか自信なかったけど読み終わったら、あぁこういう静けさの中にも元気の素が生まれてるんだよな明日の元気の素が・・・と思いました。考えすぎないことも大事。「確かに読んだらすぐ眠る」そうですね。眠っている間に種が育って、明日元気になってる。そんなわけで今回も元気もらいました。いつも本文はもちろんあとがきを読んで、思っていること、言いたいこと自分の中でぐるぐるしている気持ちをカタチにあらわすとこうなんだ!勝手だけどまるで私のためにありがとう!!そう思っちゃうんですよね(^o^) エヘヘ本にこめられたおふたりのおもいをどれだけ感じとれたかはわからないけれど、私の感想でした。それでは、おやすみなさいzzz




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