2013年新装版も発売
ちいさかったころ。


2003年7月 大和書房刊
1200円(税別)

 大和書房さんのサイトで「立ち読み」できるよ
 
http://www.daiwashobo.co.jp/2003/07/kmp-3.html    

「むかしのあたし。」の続編です。 
さらに、こどもの頃のエピソードがいっぱい! 
 
ずうずうしい話だけど、いまだに 
「きっと、おとなになれば できるようになる」 
「おとなになったらやればいっかー。」 
・・・・なんて、つい 無意識に思っちゃうことがある。  
 
自分はいつから「おとな」になってたのか。 
逆に、いつまで「こども」だったのか。 
考えると よくわからないけど、 
ちいさかったころの自分の「声」は、 今もどこからか きこえてくる。 
その声のトーンやコトバで、 
そのとき どんなキモチだったのか、何を考えていたのか、 
じわじわと 心情や感覚がよみがえってくる。 
  
口調はナマイキだけど、そのココロは気遣いでいっぱいだったり、 
はしゃいでても、それは、おこられないようにしてるご機嫌取りだったり、
ほんとにバカバカしいことを純粋に実行しているだけだったり・・・・ 
 今の自分なら、そのころの自分の声に こたえてあげられる気がしてくる。

 ・・・・そんなふうに むかしの自分を思い出してみる、ということも
たまにはいいのかも なんて思いで この本をかきました。 
やなコトも いいコトも 含めて。
  
もし、これを読んで、「あなたのちいさかったころの声」がきこえてきたら、 
どこかに かきとめておくと 数年後、みたときに たのしめるかもしれません。 
(あとがきより)

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2013年『新装版』を発売しました。